2011-12-24
Jackson 5 - Someday At Christmas
子供のころ楽しみだったクリスマスが、時代ごとに意味と感じ方が変わり、
今では苦痛になっている。子供ができたらまた変わるんだろうか。
そう願う。
2011-12-04
2011-10-30
2011-09-10
Gianni Ferrio - Un desiderio per l'estate
先週の冷え込みではちと早い秋を感じていたものだが、まだまだ灼熱の日々が続くようだ。
今日もそんな残暑の一日。
一人で六本木のオーガニックカフェでの食事中、ヘッドフォンから流れていたこの曲。
久しぶりの至福の時間。
2011-08-30
PAUL MILLE / I'M NOT AFRAID BY DEATH
その界隈では知る人ぞ知る名曲だが、
どういうテーマの曲なのだろうか。
「死」?宗教色があるのか?
自分の「死」はもうそんなに遠い未来ではない。
この素敵なメロディを通して今日もまた死生観に思いを馳せる。
2011-08-28
2011-07-14
2011-06-09
Richard Groove Holmes - I Can't Stop Dancing
前回、紹介したsimonetti楽団と雰囲気が似ている。
どうやら自分はこういう曲調が一番好きなようだ。
今回取り上げた、「I can't stop dancing」は、Archie Bell & The Drells が王道だが、→(Link)
10年以上前あたり、様々なDJたちがアホほど取り上げた、
DAVID-ALEXANDRE WINTER の「qu'est-ce que j'ai dansé」が有名か。→(Link)
あれだけレアだったEPが、今ではディスクユニオンで大量に、それも格安で売っていた。
それだけ流行り、自身も高額で手に入れ、腐るほど聞いた。
流行り廃りで、名曲の価値が下がるわけではないはずなのに、どこか忍びない。
さて、このRichard Groove Holmesのインストを聞くと、
決まって、いい旅・夢気分を、そして伊豆の街を思い出す。
ホンワカとした旅に出たくなるんだ。
自分にしかない感覚だとは思うが。
2011-05-14
Simonetti & Orquestra RGE - Boeing (1964)
ヴァリグ・ブラジル航空のボーイング707機就航を記念して作られたアルバムのようだ。
旅への期待が膨らむジャズサンバ。
最高じゃないか!
あゝ旅をしたい。
かつての兼高かおるのように。
2011-05-01
Piero Piccioni - Samba Fortuna
「パネルドクター(1968)」より
翌年には続編も公開になったようだが、どちらも未見。
このピッチオーニの曲はどちらの作品での音楽かは確認できず。
サンバも、イタリア(映画)を通すとこんなに洗練される。
初期のjazzからswing jazzへの変遷をみるかの様。
なぜイタリアに生まれなかったのだ!
いや生まれていたら、今度は日本に思いを馳せるのだろう。
いつでも隣の芝生は青々としている。
2011-04-23
PAUL MAURIAT -La Baie Des Lumieres(1976)
邦題 夜の港のボサノバ
オリーブの首飾りや恋は水色で、日本でもよく聞かれるポール・モーリア。
なぜかリチャード・クレイダーマンなど、
深夜の通販で紹介されるイージーリスニングのコンピに入っていそうなアーティストは、
どことなくダサいとか、年配の聴く音楽というイメージがあり、
モーリアはその最たるものと、現時点でも思ってしまう。
そんな葛藤に似た感覚を押さえながら聞くこの名曲。
親日家のポール・モーリアが日本各地を訪れた際のイメージで作曲したアルバム
「Love Sounds Journey」に収録。
新幹線のチャイムから始まるとはおもしろい。
このほのぼのとした入りからは想像できないくらい、切ないコーラスにやられた。
港町神戸を訪れた際のイメージから作った曲らしいが、僕はなぜか幼少のころの横浜を思い出す。
祖母の住んでいた高層アパートから見た70年代の夜中の横浜。
街の明かりと海の暗闇との境界線、暴走族の爆音とおびただしいヘッドライトの数。
記憶とイメージが混濁しているが、まぎれもなく今の自分の洋画・洋楽の趣味はこの感覚からきている。
そういえば、場所は違えど同じ港町。近いうちに訪れてみよう。
2011-04-11
Nina Simone - My Way
体の芯に響くニーナ・シモンの声は、聞いていてとても心地よい。
後半のインスト部分では、グッと切ないながらも、
スピード感のあるパーカッションでどこまでも盛り上がる!
世界中に散らばる「My Way」
これはその最高峰!
2011-03-30
2011-03-25
Briamonte Orquestra - Tema de Cristina(1970)
1970年にブラジルで放映されたTVドラマ「Novela」のサントラ“Pigmaliao 70”より。
綺麗なコーラス。
ブラジルは熱く、陽気なサンバなどのイメージだが、こんな素敵なラウンジもたくさん眠っている。
jazzよりラウンジが好きな今日この頃。
2011-03-09
2011-03-03
Whistling Jack Smith - I Was Kaiser Bill's Batman
滅多にTVを付けないため、消すという習慣も身に付いていない。
先日、久々にTVを付けながら、少し遅めの夕食。
食後ウトウトしていた時、案の定消し忘れたTVから流れてきたこの曲。
そういえば、もう随分前から聞いた記憶がない。
たまにはTVを付けるのも悪くない。
2011-02-24
Astrud Gilberto,The Walter Wanderley Trio - Goodbye Sadness (Tristeza)
ボサ・ノヴァといえばこの曲というほど数えきれないアーティストに歌われ続けてきた名曲。
アストラッド・ジルベルトの舌足らずな歌声がキュートだが、
ワルター・ワンダレイのオルガンからは悲しい出来事ばかり思い出す。
悲しみよさようならという曲が悲しみを思い出させるとは皮肉なものだ。
2011-02-21
Guido & Maurizio De Angelis - Gangster Story
「死神の骨をしゃぶれ(1973)」より
イタリアンマフィアやら刑事モノの世界を象徴するようなスピード感のある曲。
この手のクライムもの、スパイものの音楽は、スピード感がありかっこいいものが多い。
ただこの領域を深掘りしようとすると、決まって気が遠くなる。
2011-02-16
ANDEE SILVER - L'A MORE DICE CIAO
カトリーヌ・スパーク主演「女性上位時代(1967)」より。
日本で人気のある、いわゆるオシャレ映画だが、
そんな軽薄な言葉では括ることのできない名曲の宝庫。
特にエンディングでかかるこの“ L'A MORE DICE CIAO”は珠玉の一曲。
2011-02-14
Francis Lai - 13 Jours en France
白い恋人たち/フランシス・レイ(グルノーブルの13日(1968)より)
今日はバレンタイン。
東京は夕方から雪が降り始めた。
恋人達には最高の演出ではないか。
2011-02-13
BILL WYMAN - IF YOU WANNA BE HAPPY
元ローリング・ストーンズのベーシスト ビル・ワイマン。
この曲は脱退後のソロ2枚目「Stone Alone(1976)」に収録されている、
happy rockの金字塔というべき一曲である。
ちなみに僕はRSを全くといっていいほど聴かない。良い曲は多くあるのだが、
なぜか熱狂できないからだ。(理由は定かではないが)
プレスリーやビートルズもしかり。
世界中が認めているものへのアンチテーゼというか、天の邪鬼というか。
食わず嫌いなだけかもしれない。(プレスリーは後に好きになったが)
ということもあり、RS関連は全く興味なかったが、
この曲のオリジナル Jimmy Soulのver.は、とても良い曲なので知っていた。
20代中頃、渋谷オルガンバーにて行われていた、友人のフリーソウル系イベント。
そこで貰ったミックステープでワイマンのver.を知ることになり、
以来僕の中で、この曲のベストカヴァーとなった。
この曲を聴くたびに、先のことを何にも考えてなかった当時の自分を恥ずかしく思いながらも、
とても甘酸っぱい気分になるのだ。
2011-02-10
Stray Cats - I won´t stand in your way
今のボクからは想像できないだろうが、
10代は結構ロック少年で、ロックからパンク、ロカビリーなど一通り通ってきた。
ある時期にハマりまくっていたのが、ネオロカビリーの代名詞“ストレイキャッツ”
当時は国内・海外・海賊盤問わず、集めまくった。
彼らの凄いところはバラードも秀逸であること。
この曲はネオロカが好きか嫌いかを超越するほどの名曲。
ボーカルのブライアン・セッツァーの歌声は、
ペプシのCM曲で、聴いたことのある人も多いかと思う。
近年ではビッグバンド形式でスイングしているが、
声にも野太さがでて、ストレイ・キャッツとはまた違う魅力がある。
2011-01-25
Ella Fitzgerald - It Don't Mean a thing (If it ain't got that swing)
エラ・フィッツジェラルド
アメリカ、いや個人的には世界史上5指に入るであろう女性ジャズシンガー。
彼女の歌声に出合ったのはいつだったか忘れたが、
最近、熟年期の映像を見たことにより、エラ熱は再燃。
デューク・エリントンの代表作である“ It Don't Mean a thing (If it ain't got that swing)”
歌う人、演奏する人によって違いはあるが、体が動き出さずにはいられない衝動に駆られる名曲。
ジャズの歴史やらを体系的に学ばなければと、少々うんざりしていた時、
上の映像のエラを見て、改めてジャズは“楽しむもの”だと原点に立ち返らせてくれた。
僕も死ぬまでSWINGしていたい。
2011-01-23
Neil Sedaka - Next Door To An Angel
現在もよくテレビのBGMなどで使われ、
知らず知らずに聞いている、ニール・セダカの曲。
中でもこの曲は、その後日本でも別の2曲にアレンジされた。
(2曲のブログLink)
シンガーソングライターとしても、コニー・フランシス(Link)など数々の有名人をヒットに導き、
意外なことにZガンダムの曲も提供したという。
現在71歳。
才能はいまだ枯渇しない。
2011-01-18
Sophia Loren - Soldi, soldi, soldi
イタリアの全4話からなるオムニバスコメディ映画「Boccaccio '70」より
本ブログの第1回目で紹介したトロヴァヨーリがそのうち1作品の音楽を担当している。
他に音楽にかかわった人は「ゴッドファーザー」のニーノ・ロータやピエロ・ウミリアーニ等かなり贅沢。
監督はイタリアを代表する巨匠達4人の競作ではあるが、
中でも僕の好きなフェデリコ・フェリーニとヴィットリオ・デ・シーカが参加している。
さて、その中の4話目「くじ引き」に主演しているソフィア・ローレンが歌う、
「soldi,soldi,soldi」
「金、金、金」とはまた凄いタイトル。
お金を稼ぐために、自分と一晩過ごす権利をくじの景品にし、
その権利をさえない男が引き当てるという、何ともしょうもない話だったが、
曲はやはり最高です。オリジナルはBetty Curtisのようだ→YouTube Link
そういえば夏木マリが、かのパクリスト小西康陽氏のプロデュースで、
こんなクリソツの曲を出してました→YouTube Link
カバーなのか?オマージュなのか?トリビュートなのか?パクリなのか?は知りませんが、
まぁどちらにしても、とてもいい曲。
イタリア音楽は、ウキウキさせる。
2011-01-17
Richard Sanderson - Reality
80年公開ソフィー・マルソーのデビュー作 La Boom より
「Reality」(愛のファンタジー)
80年代によく見受けられる、この手のラブソング的音楽は、あまり好むところではないが、
そんなことも凌駕してしまうほどの名曲。
今では貫禄さえあるソフィー・マルソーだが、この当時は本当にかわいい。
この動画を見るたび、自分の青春の日々と重ね合わせる。
こんな甘い青春は無かったはずなのに…。
2011-01-16
Zak Thomas - MIDEM SONG 75
数年前の某mixcdにて知った、まだ所有できていない一枚。
フランスはカンヌにて、毎年冬に開催される音楽見本市“MIDEM”
これは、1975年のノベルティ盤だかライブラリー盤のようだが詳細不明。
ネットで調べても情報はほとんどなく、いくらするのかもわからない。
中々の貴重な盤とお見受けした。
mixcdとはいえ、下手にミックスはされておらず、
ほぼ原曲に近い形で(BPMはどうかわからないが)収録されており、
それをすでに所有しているのだが、やはりここが理屈の通らない所有欲。
特に作品の性質上、再発はとても望め無いため完全オリジナルが欲しい。
しかし、本当に一日中でも聴いていられる素晴らしい曲。
こんな胸躍る曲が世界にはまだまだある…。
それらに出合うまで、もう少し頑張ろう。
そんな気にさせてくれる、胸キュン度5つ星の最高なgroove!
2011-01-15
The Pale Fountains - Just A Girl
だいぶ前にあった、渋谷系やネオアコブーム。
自分のところには周回遅れでやってきた記憶。
そしてネオアコといえば一番に思い出すこの曲。
これを聞くと、精神的に奈落の底に落ちていた当時を思い出す。
無理にでも前向きになろうと、手探りでもがいていた冬。
そんな時、ジャケットからは想像もつかない綺麗なメロディと素敵なコーラスに何度も助けられた。
違うver.もyoutubeにはアップされているみたいだがこのver.が一番テンションが上がる。
聴き比べてみては?→YouTube Link
Armando Trovaioli - SEI MESI DI FELICITA
記念すべき第1曲目は、1970年公開のイタリア映画「ジェラシー(DRAMMA DELLA GELOSIA)」のサントラより。アルマンド・トロヴァヨーリの超名曲。
勝手に私のテーマにさせてもらってます。
この曲は、イタリアの音楽や映画に傾倒するきっかけの1つとなった1曲、
そして自分の中ではとても大きな存在。ゆえに最初に持ってきたかった。
しかし、この人のメロディは、本当に美しい。
サントラは映画を見る前に聞くと作品を空想し、見た後では記憶のしおりとしてその場面を思い出す。
サントラは映画の世界観も加わるから、また違った楽しみがあるんだな。
嗚呼、もっといいサントラに巡り合いたいと思う今日この頃。
ちなみに、幼少の頃にTVで見た思い出の名画「黄金の7人」の音楽が、
このトロヴァヨーリによるものだと知るのは何十年もあとのこと。
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