2011-02-24

Astrud Gilberto,The Walter Wanderley Trio - Goodbye Sadness (Tristeza)



ボサ・ノヴァといえばこの曲というほど数えきれないアーティストに歌われ続けてきた名曲。
アストラッド・ジルベルトの舌足らずな歌声がキュートだが、
ワルター・ワンダレイのオルガンからは悲しい出来事ばかり思い出す。
悲しみよさようならという曲が悲しみを思い出させるとは皮肉なものだ。

2011-02-21

Guido & Maurizio De Angelis - Gangster Story



「死神の骨をしゃぶれ(1973)」より
イタリアンマフィアやら刑事モノの世界を象徴するようなスピード感のある曲。

この手のクライムもの、スパイものの音楽は、スピード感がありかっこいいものが多い。
ただこの領域を深掘りしようとすると、決まって気が遠くなる。

2011-02-16

ANDEE SILVER - L'A MORE DICE CIAO



カトリーヌ・スパーク主演「女性上位時代(1967)」より。
日本で人気のある、いわゆるオシャレ映画だが、
そんな軽薄な言葉では括ることのできない名曲の宝庫。
特にエンディングでかかるこの“ L'A MORE DICE CIAO”は珠玉の一曲。

2011-02-14

Francis Lai - 13 Jours en France



白い恋人たち/フランシス・レイ(グルノーブルの13日(1968)より)

今日はバレンタイン。
東京は夕方から雪が降り始めた。
恋人達には最高の演出ではないか。

2011-02-13

BILL WYMAN - IF YOU WANNA BE HAPPY



元ローリング・ストーンズのベーシスト ビル・ワイマン。
この曲は脱退後のソロ2枚目「Stone Alone(1976)」に収録されている、
happy rockの金字塔というべき一曲である。

ちなみに僕はRSを全くといっていいほど聴かない。良い曲は多くあるのだが、
なぜか熱狂できないからだ。(理由は定かではないが)
プレスリーやビートルズもしかり。
世界中が認めているものへのアンチテーゼというか、天の邪鬼というか。
食わず嫌いなだけかもしれない。(プレスリーは後に好きになったが)

ということもあり、RS関連は全く興味なかったが、
この曲のオリジナル Jimmy Soulのver.は、とても良い曲なので知っていた。


20代中頃、渋谷オルガンバーにて行われていた、友人のフリーソウル系イベント。
そこで貰ったミックステープでワイマンのver.を知ることになり、
以来僕の中で、この曲のベストカヴァーとなった。
この曲を聴くたびに、先のことを何にも考えてなかった当時の自分を恥ずかしく思いながらも、
とても甘酸っぱい気分になるのだ。

2011-02-10

Stray Cats - I won´t stand in your way



今のボクからは想像できないだろうが、
10代は結構ロック少年で、ロックからパンク、ロカビリーなど一通り通ってきた。
ある時期にハマりまくっていたのが、ネオロカビリーの代名詞“ストレイキャッツ”
当時は国内・海外・海賊盤問わず、集めまくった。
彼らの凄いところはバラードも秀逸であること。
この曲はネオロカが好きか嫌いかを超越するほどの名曲。
ボーカルのブライアン・セッツァーの歌声は、
ペプシのCM曲で、聴いたことのある人も多いかと思う。



近年ではビッグバンド形式でスイングしているが、
声にも野太さがでて、ストレイ・キャッツとはまた違う魅力がある。