2011-01-25

Ella Fitzgerald - It Don't Mean a thing (If it ain't got that swing)



エラ・フィッツジェラルド

アメリカ、いや個人的には世界史上5指に入るであろう女性ジャズシンガー。
彼女の歌声に出合ったのはいつだったか忘れたが、
最近、熟年期の映像を見たことにより、エラ熱は再燃。

デューク・エリントンの代表作である“ It Don't Mean a thing (If it ain't got that swing)”
歌う人、演奏する人によって違いはあるが、体が動き出さずにはいられない衝動に駆られる名曲。

ジャズの歴史やらを体系的に学ばなければと、少々うんざりしていた時、
上の映像のエラを見て、改めてジャズは“楽しむもの”だと原点に立ち返らせてくれた。



僕も死ぬまでSWINGしていたい。

2011-01-23

Neil Sedaka - Next Door To An Angel



現在もよくテレビのBGMなどで使われ、
知らず知らずに聞いている、ニール・セダカの曲。
中でもこの曲は、その後日本でも別の2曲にアレンジされた。
2曲のブログLink

シンガーソングライターとしても、コニー・フランシス(Link)など数々の有名人をヒットに導き、
意外なことにZガンダムの曲も提供したという。

現在71歳。

才能はいまだ枯渇しない。

2011-01-18

Sophia Loren - Soldi, soldi, soldi



イタリアの全4話からなるオムニバスコメディ映画「Boccaccio '70」より

本ブログの第1回目で紹介したトロヴァヨーリがそのうち1作品の音楽を担当している。
他に音楽にかかわった人は「ゴッドファーザー」のニーノ・ロータやピエロ・ウミリアーニ等かなり贅沢。
監督はイタリアを代表する巨匠達4人の競作ではあるが、
中でも僕の好きなフェデリコ・フェリーニとヴィットリオ・デ・シーカが参加している。

さて、その中の4話目「くじ引き」に主演しているソフィア・ローレンが歌う、
「soldi,soldi,soldi」

「金、金、金」とはまた凄いタイトル。
お金を稼ぐために、自分と一晩過ごす権利をくじの景品にし、
その権利をさえない男が引き当てるという、何ともしょうもない話だったが、
曲はやはり最高です。オリジナルはBetty Curtisのようだ→YouTube Link

そういえば夏木マリが、かのパクリスト小西康陽氏のプロデュースで、
こんなクリソツの曲を出してました→YouTube Link
カバーなのか?オマージュなのか?トリビュートなのか?パクリなのか?は知りませんが、
まぁどちらにしても、とてもいい曲。
イタリア音楽は、ウキウキさせる。

2011-01-17

Richard Sanderson - Reality



80年公開ソフィー・マルソーのデビュー作 La Boom より
「Reality」(愛のファンタジー)

80年代によく見受けられる、この手のラブソング的音楽は、あまり好むところではないが、
そんなことも凌駕してしまうほどの名曲。

今では貫禄さえあるソフィー・マルソーだが、この当時は本当にかわいい。
この動画を見るたび、自分の青春の日々と重ね合わせる。
こんな甘い青春は無かったはずなのに…。

2011-01-16

Zak Thomas - MIDEM SONG 75



数年前の某mixcdにて知った、まだ所有できていない一枚。
フランスはカンヌにて、毎年冬に開催される音楽見本市“MIDEM”
これは、1975年のノベルティ盤だかライブラリー盤のようだが詳細不明。
ネットで調べても情報はほとんどなく、いくらするのかもわからない。
中々の貴重な盤とお見受けした。

mixcdとはいえ、下手にミックスはされておらず、
ほぼ原曲に近い形で(BPMはどうかわからないが)収録されており、
それをすでに所有しているのだが、やはりここが理屈の通らない所有欲。
特に作品の性質上、再発はとても望め無いため完全オリジナルが欲しい。

しかし、本当に一日中でも聴いていられる素晴らしい曲。
こんな胸躍る曲が世界にはまだまだある…。
それらに出合うまで、もう少し頑張ろう。
そんな気にさせてくれる、胸キュン度5つ星の最高なgroove!

2011-01-15

The Pale Fountains - Just A Girl



だいぶ前にあった、渋谷系やネオアコブーム。
自分のところには周回遅れでやってきた記憶。
そしてネオアコといえば一番に思い出すこの曲。
これを聞くと、精神的に奈落の底に落ちていた当時を思い出す。
無理にでも前向きになろうと、手探りでもがいていた冬。
そんな時、ジャケットからは想像もつかない綺麗なメロディと素敵なコーラスに何度も助けられた。

違うver.もyoutubeにはアップされているみたいだがこのver.が一番テンションが上がる。
聴き比べてみては?→YouTube Link

Armando Trovaioli - SEI MESI DI FELICITA



記念すべき第1曲目は、1970年公開のイタリア映画「ジェラシー(DRAMMA DELLA GELOSIA)」のサントラより。アルマンド・トロヴァヨーリの超名曲。

勝手に私のテーマにさせてもらってます。
この曲は、イタリアの音楽や映画に傾倒するきっかけの1つとなった1曲、
そして自分の中ではとても大きな存在。ゆえに最初に持ってきたかった。
しかし、この人のメロディは、本当に美しい。
サントラは映画を見る前に聞くと作品を空想し、見た後では記憶のしおりとしてその場面を思い出す。
サントラは映画の世界観も加わるから、また違った楽しみがあるんだな。
嗚呼、もっといいサントラに巡り合いたいと思う今日この頃。
ちなみに、幼少の頃にTVで見た思い出の名画「黄金の7人」の音楽が、
このトロヴァヨーリによるものだと知るのは何十年もあとのこと。